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【ちょっとオカルト】実体験の怖い話(怖いというより不思議な話)

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ちょっと怖い話

昔、小さい頃にオカルト話というか、不思議な話とか、お化けの話なんて盛り上がってたことありませんか?

私ことGOTOKUは、都会と田舎のミックス・・・・というか、どっちでも子供時代を過ごしました。
幼少期はほとんど田舎で育ったので、ごく普通に信心深いご老人や、土地にまつわる神様の話や
言い伝えなんかも普通に世間話みたいにしてましたし、それが普通だったので特に変とも思いませんでした。

例えば、、、「あの洞窟に河童が住んでるから気をつけろ」とか、「あの神社の裏山は天狗が住んでるから行ったらだめだよ」とか。
今聞くと「そんなバカな」なんですが、当時は全然疑いもなく「そうなんだ。じゃ気をつけないと」くらいにしか思ってませんでしたね。不思議不思議。

そんな土地柄だからか、亡くなった人をその辺で見たとか、そういう話も当然のようにあちこちで耳にし
「やっぱりねえ、死に目に会えなかったから会いに来たんだねえ」「あそこは子供も小さいし死にきれなかろうね」とかおばさんたちが立ち話してうんうんと頷いているのを見るのも、至極当たり前でした。
そういうものかーと思っていましたし。

だからこそ、毎年がっつり行われる大祭典、夏の風物詩「お盆」の時期になると、ここぞとばかりに
厳かとは程遠い、祭りのような騒ぎになるんだと思います。

そんな田舎の生活で、私もいくつか体験したことをちょっとお話します。
怖くないですよ!まあ「そんなもんか」程度です(笑)

古民家に出るのは座敷童だけではない

私の住んでいた家は、かなり古い(よく言えば)古民家でしたから、あかずの間(空間レベルの狭い通路でしたが)とか、電球もついてないような昔のままの部屋とかもありました。
そこにはいつの時代の人が使ってたんだ?(多分江戸末期かな)と思うような古~い鏡台があったり、古~い本(製本されていない本、、、というかなんというか、紐で綴じられている本です)や、色んな小物類もあって
私にとってはある意味宝の宝庫でした。
小さい時はその部屋に懐中電灯を持って入って、あら捜しして見つけては祖母の元に持っていき、
「あらまあ!こんな古いのどこにあったの~」なんて喜んでもらえるのも楽しく、発見したものが祖母の知る人物のモノだったりすると、祖母の思い出話に花も咲き、これまたとっても楽しくて、止められない「遊び」でした。

と、それはさておき。
その古民家は2階建てなんですが、住居部分は1階で、2階は誰も住んでいなかったんですね。住める状態でもなく。豆電球くらいしかついてなくて。
で、1階にいると、よく2階を歩き回っている音がしたんですよ。
人の重みって、わかるじゃないですか。
ギシ、ギシ、みし、みし、、、って円形に歩き回ったり、斜めに歩いたり、わかるんです。
「あれ、また誰かいる」(そんなわけはないんですが)って思って思い切って行ってみると誰もいない。
でも、忘れたころにまた唐突に音が聞こえる。
ただそれだけで、もう慣れっこになっちゃいましたけど。
そしたらいつの間にか、その現象は無くなりました。

その後、ある事件があって、お坊さんにお祓いしてもらったことがあったんですが、
その時お坊さんから「古い家というのは、良い霊も悪い霊も沢山住んでいる者だから、全部を祓っちゃうと良くないんだよ」「特にこの家は、よそから人が入ってくるのを嫌がるみたいだから、人を選ぶだろうね」
などと、「そんなこと初めて聞いたよ!」的なありがたい?お話を聞いたこともありました。

その頃はもう祖母も亡くなって、父母が離婚して父が後妻を迎えようとしていたんですが
この後妻にとっては居心地の悪い家だったようで。家が、拒んでいたみたいなんですね。

あまり書くとオカルトになってしまうので書きませんが(笑)

とにかく、古民家にはよく座敷童が居て家を繫栄させてくれるという言い伝えを聞きますが、うちにいたのは座敷童じゃなくて、なんか良いのも悪いのもいっぱいいたみたい。というお話でした。
(あの歩き回っていた足音の主は、いまだに不明ですが)

父が入院中に実際に起きた不思議な現象(たんなるバグ?)

さてもう一つは家にまつわるお話ではなく、人にまつわるお話です。
私の母は急に倒れて、2週間ほどICUに意識不明のまま運ばれてそのまま亡くなったのですが、実は同じ時期に父が末期癌で入院していました。
ちょうど、母がどうなるかわからない状態で一進一退を繰り返していた頃でしたが、真夜中に寝ていたら、
私の携帯に父の番号で電話がかかってきたんです。
意識もうろうとしていて、出ようとしたら切れてしまい、すぐ折り返しかけたんですが、出なくて。
なんだろうと気になったものの、翌日父に恐る恐る電話して聞いてみると「かけてない」と。
時間は夜中だし、病室だし、父で無ければだれがかけるというのかと思ったんですが。
着歴はしっかり残っているし、まあ週末に病院に行くからその時父の携帯の履歴みればわかるかと思って気楽に考えていて、週末見て見たら。。。
履歴、ないんですよ。
かけた形跡がない。
父がわざわざそんなことをするとは思えないし、出来るとも思えないので、結局わからずじまいでした。
時期的には、母の容体はそのまま良くなることもなくそのまま亡くなってしまったので、もしかすると母が父の携帯を通して、もうだめだよと伝えてきたのかもしれないなあ、なんてしんみりしてしまったのですが。

あれから父も亡くなり、父の携帯も解約して電源も入れられないままだし、私の携帯も、機種変してしまって履歴もみることは出来ないですが、もうあえてそこに突っ込むことはしなくていいかなと思っています。

どっちでもいいじゃないかと。

世の中には、摩訶不思議な事もある。
科学で証明付かない事もある。
まだまだ未知の世界もある。

たんなる携帯のバグで済まされちゃうかもだけど(実際そうかもしれないけど)
タイミングがあまりにもアレだったので、記憶にいつまでも残る、思い出なのでした。




gotoku

gotoku

「夜明けのブログ」管理者のgotokuです。
このブログは、私が実際に経験した事や思い出などの
記憶を記録として残しておきたいと思って始めました。

まあ、本当にいろんな事があって、真っ暗闇な一寸先は闇な日々でした( ;∀;)が、ようやく少しずつ暗闇から陽が差してきたかも?!な状態になってきて、、、そんな意味もあってブログタイトルにしました。

「明けない夜はない」これは本当にきっとそうなんだ、と思ってます!

実際にいろんなことが起きて、その時必死で調べたりしたことも今では良い思い出です(笑)
でも当時は大変でした。もし同じように困ってる人が居たら、ちょっとでも参考になればいいなと思います。
(意外と調べても出てこない事って多いんですよね・・・)

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