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ドッペルゲンガー、って一体何?
「ドッペルゲンガー」、って聞いたことありますか?一度はあるでしょ?(笑)
オカルト話が好きだったり、雑学が好きだったらきっと、小耳に挟んだことはあるでしょうか。
私にとっては小さい頃から聞きなれたある時は笑いを取るために使った言葉の一つです。
(罰当たり?💦)
そもそちょっとドイツ語チックな気がしませんか?この言葉。
そうです、ドイツ語ですよ~!カッコいい!
ちょっとググればすぐ出てくるgoogleさんのお力を借りて、ちょっとだけwikiからここに貼ってみますと・・
「ドッペルゲンガーとは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象である。」という小難しい出だしで理解するのをやめようかと思ったあなた、ちょっと待ってくださいね。
「自分とそっくりの姿をした分身。第2の自我、生霊の類。同じ人物が同時に別の場所に姿を現す現象を指すこともある。超常現象事典などでは超常現象のひとつとして扱われる」
って説明もありますよ。
そうそう、この後半部分がまさに私の言う「ドッペルゲンガー」です。
ドイツ語で「二重」「生き写し、コピー」という意味があるんだそうです。なるほどね。
日本でいうところの「生霊」じゃないの?と思ったりする私ですが、、
まあ、ちょっとそれとは怖さのレベルも存在理由?も違う気がしますが・・
生霊って祟ってやる~とか強い意志を感じるけど、ドッペルゲンガーにはちょっとそういうのを感じないもので。。。
ドッペルゲンガーは日本にも存在するの?本当にいるの?
では日本ではドッペルゲンガーって存在するんでしょうか?
生霊(いきりょう、いきすだま)とか言われるものがそれに相当するんでしょうか?
確かに古文や昔話を紐解くと。。
源氏物語にも、源氏の君への強い愛情が昂じて、プライドが高くて素直に言えない気持ちが籠っていたからなのか、その思いだけが肉体を離れて生霊になって、、、という行がありますね。
ドッペルゲンガーじゃん、と思いますが、ドッペルゲンガーって先ほども書きましたが
そこまで強い思いは無い気がするんですよ。
本体からふーっと抜け出ちゃった分身のようなもの、蜃気楼みたいなものなんじゃないだろうか。
で、適当にふらふらして消えるか本体と合体するかして、結局何がしたかったんだかよくわからない。
うかうか街中をふらふらしているのを目撃した人に、勘違いされるという原因を残していくくらい?
まあ生霊に比べると全然可愛いもんですよね。
でも、このドッペルゲンガーの本体が、自分の分身であるドッペルゲンガーを見ちゃうと・・
ちょっとヤバいことになる、というオチもあるので。。
侮れない存在でもあります。
私の「ドッペルゲンガー体験記」半生通して現れた、成長するドッペルゲンガー?
いよいよ最後は私の体験談です。
もちろん、私自身は自分のドッペルゲンガーに会っていません。まだ生きてますし(笑)
それを見たのは、私の周りの人たちです。
私は小さい頃から、よく家族や友達から私にそっくりな子を見た、という目撃談を色々なところで聞きました。
記憶にある一番最初は多分、叔母です。
叔母と祖母が暮らしている母の実家に、よく遊びに行っていた小さい頃。まだ小学校に入る前とか、
本当に幼児期の体験です。
叔母が、行きつけの美容院から帰ってきて、私を見たとたん「あんた、もう帰って来たの?早いこと~!」というのです。
私と母は着いたばかりで、もちろん美容院なんか行ってません。
母が突っこんで聞いてみると、どうやら私にそっくりな子が美容院に来てうろちょろしていたらしいんです。
叔母はてっきり私だと思い、話もしたとか。
服装だけは違っていたみたいですが、本当にそっくりだったと言っていました。
まあ子供なんか似てる子はいそうですしね。そんなこともあるんだ~。そんなに似てる子がいるなら会いたいなあ~くらいで、その後忘れていました。
それが、数年後別なところで母も私とそっくりな子を見た、と言い出し、この話を思い出したんです。
てことは、私とそっくりな子がその辺に住んでいて、成長した顔もそっくりということですよね?
何度か母や叔母から話を聞くたびに、どうしても会いたくなりましたが、もちろん会えませんでした。
その後、中学に上がったある日。
同級生の女の子がニヤニヤしながら近寄ってきて、「見たよ~昨日!お父さんとデート?」と嬉しそうに冷やかしてくるんです。
「はあ?(当時父は母と別居中で近くに住んでもいませんでした)何言ってんの?」
「いいじゃんいいじゃん、どこいったの?」
「いやどこで見たか知らないけどそれ私じゃないって。だって私昨日家に居たし父こっちいないし」
と説明しまくり、やっと納得して引き下がったんですが。。
ここで私も久しぶりに思い出しました。あのドッペルゲンガー子ちゃんのことを。。。
そう、私は何度目かの時に、「ドッペルゲンガー」の話を聞いて、あれがそうなんじゃないかと思い始めていたんです。
それで、こっそり心の中で「ドッペルゲンガー子」とか呼んでいました。
会いたいけどあったら・・・・・なので、会えないのかなあ。
双子みたいにそっくりって、兄妹の居ない私にとっては親しみと憧れの存在でもあったのに。
中学の友達の目撃を最後に、しばらく私のドッペルゲンガーは現れなくなったみたいです。
でもその後、成人してから「あなたにそっくりな子を見たことがある」という話は、ちょくちょく聞きました。
それって、「えーそうなんだ。世の中に似ている人って3人いるっていうし。あってみたいもんだよね」と笑い飛ばすことで話も終わるので、実際にあったこともないし、その人からも情報が得られることはありませんでした。
ある時派遣で行っていた会社に、新しい派遣社員が配属されてきた時、その人がものすごくびっくりして私の事をまじまじと見ていたので、後から聞いてみたら「前の職場にそっくりな人がいて、本人かと思って」と言われたこともあります。
そこまで似ているのか、今度そういう話を聞いたら是非会ってみたいです。
まさかどこかで働いている実態のある存在なら、それはもはやドッペルゲンガーではなく単なる「めちゃくちゃ似てる人」なんだろうから(笑)
今私には血の繋がった人も、親兄弟もいないので、見た目だけでもそっくりな人がいるなら
仲良くなりたいもんだなあ。と、ちょっと希望をいただいていたりします。
会えたらいいなあ~💛