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【お葬式】お通夜、火葬、葬儀・葬式、納骨、法事と費用の現実問題

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葬儀

人生に何回、この葬儀という儀式に、携わるでしょうか、
最初は祖父母や親戚のお年寄り、縁遠い話であったものが、自分の年齢とともに身近になっていきます。
そして親の死に目に遭い、喪主や施主になる可能性もあるでしょう。
私は両親を立て続けに亡くしましたが、もちろん喪主・施主も2回、短期間に体験しました。
それはもちろん初めての体験でしたし、地域や宗派によっても違うもので、田舎であればさらに、檀家であればもっと、複雑で細かい作法や決まりがあるものです。
そんなことは露知らず、WEBで調べても出てこない。
聞く人も居ない状態で、なんとかやり遂げた記憶をもとに、葬儀のあれこれと、何より一番つらかった費用の事を書いていきます。死者を送るための費用ですが、高額過ぎるとどうしても感じてしまいましたので。
これでは、お金がなければまともに死者を送ることもできないのかとさえ、思いました。

葬儀とは、通夜から告別式、火葬、納骨、と長いような短いような、道のりがあります。
数日にわたるこの一連の出来事の、覚書です。
費用やお布施なんかも書いていきます。

大切な家族、愛する人との永の別れ。ゆっくり悲しむ暇はないのが現実

葬儀に至るまでには、まず人の「死」があります。
大切な人の、病死か事故か、それは突然でもあり、長く闘病した後かもしれません。
急な訪れでも、覚悟のうえでも、やはり別れは辛いものです。
この世で二度と会えなくなる、昨日まで、さっきまで普通に話せていた人が、1週間前までそこに存在していた人が、この世での生理現象が止まり、生命の活動を停止し、息を引き取る瞬間がやってくるのです。

あまり実感が湧かないような、それでいて涙は自然にあふれ、おかしなメンタルになったりします。
小さい頃に経験した遠い親戚や、あまり会う事もなかった身内の時とは段違いで、身を切られるような悲しみと孤独が押し寄せます。
私の場合は、血の繋がりのある存在が、もうこの世で誰もいなくなったと感じたものです。

避けたくても避けられないその瞬間に立ち会い、悲しみに浸る余裕もなかったのは
慌ただしく事務的に、次にどうするのかを迫られることになったからです。

悲しみを分かち合える家族や兄弟でもいれば、一緒に考えたり分担したりできるかもしれないですが
(できればそうしたほうがいいですね。なぜなら、当事者は脳も疲労しているものなので、冷静でいようとしてもどこか抜けてるかもしれないので)
何もかも自分で決断しなければいけない場合もあります。

まず亡くなった人が親なら、そして残った親がいれば喪主になるでしょうが、そうでない場合は喪主も施主もしなければなりません。

葬儀の喪主(もしゅ)、施主(せしゅ)は誰がやるのか?

まず決めることは、この後行うべき一連の事に対して指示したり決めたりするために、誰が「喪主」「施主」になるかということです。
喪主とは、葬儀葬式の責任者であり、顔である、葬儀の代表者というところでしょうか。
参列者の挨拶を受けたり、表立って動く一番目立つ立場の人ですね。
喪主は挨拶を受けるために、あまり動かず、他の家族が裏方で動いて、お通夜や葬儀の流れや送迎、料理などこまごました連絡を取っていたりします。
家族が居ない場合は、喪主が
施主とは、葬儀代を出す人という感じですね。取り仕切る人のイメージはこちらが強いです。

高齢の母は喪主、息子が施主とか、逆に息子が喪主で母が施主とか、あるいは最近なんかは喪主も施主も同じ人、というパターンが多いかもしれません。

うちの場合は私一人だけだったので、喪主も施主も私がやりましたが(^^;

正直言ってめちゃくちゃ忙しくて目が回るようでした。
悲しみや思い出に浸る余裕すらなく、決めることや考えることが山積みで(葬儀の事だけでもです)
常に気が張っていたのを覚えています。
喪主や施主は当日だけではなく、葬儀の前後の、遺体安置から通夜、火葬、告別式、納骨、葬儀後もやることが沢山あります。
葬儀が終わっても、49日だ初盆だ施餓鬼だなんだと、すぐに一周忌も来るので、出来る事なら家族がいれば分担することをお勧めします。
もしもご自分しかいない場合は、、それでも大丈夫。いつかは終わりますから(笑)

亡くなった場所は病院か自宅か、それによって遺体安置できるかどうかも考える必要がある


普通は親が亡くなるというとき、直前まで側にいるか離れていて危篤状態になったら連絡が来て慌てて向かう、というケースが殆どかなと思います。
事情があって、私は危篤を知らされ夜中に車を飛ばして駆け付けたのと、仕事中に連絡を受けて急遽向かった2通りを経験しました。

昔亡くなった祖父母はどちらも自宅で亡くなったので、主治医を呼んで死亡を確認してもらい、自宅に安置して通夜も行い、沢山の人の弔意訪問を受けて夜通し賑やかだった記憶がありました。

葬式も祭壇を自宅に設置して住職を呼び、葬儀も家で行ったんですよね。
でも父母の場合は、病院に入院中危篤となり亡くなったので、経験上どうするのか見当もつきませんでした。

たいてい病院には遺体安置する霊安室があると思います。大きな病院なら遺体安置場も立派です。
ただ、いつまでも置いてもらえるわけではないので、何時間以内に、とか、霊柩車を手配して(もしくは棺の入る大きさの車を用意するか)次の安置先に移動しなければなりません。
非情なようですが、病院側も甘くは無いので(^^;。。

夜中に亡くなった場合は、朝までは多分置いてもらえると思うので、それまでに急いで次の場所を確保する必要があります。
かといって予め葬儀屋に話をしているならともかく普通はそんなことないでしょうし、ましてや知り合いがいるわけでもないですよね。
悲しみに沈んでいる時間はありませんでした。
夜が明けるまでに、場所を確保しなければならないのです。
とにかく病院の近所の葬儀会社に片っ端から連絡しました。
しかし葬儀会社ってすごいですよね。。夜遅くても繋がるんですから。。。(ありがたいです)

葬儀屋に依頼する時も、常にお金がかかると知る・・

そしてこれから先は、とにかくお金の世界、お金がモノを言います。。というか、お金さえさればとにかくなんでもできるということを、私は悲しみの中から学びました。(もっと前から知っていたが、、w)

病院では、余裕がある場合でもタダで安置させてくれるわけはありません。例えば夜中に亡くなって、朝までは置いておけるが、それから先は別料金。万単位でかかったり。
もしくは無料でも、有無を言わさず追い出されたり。
切ないですが、そうも言っていられないです。

葬儀屋に依頼したら、すぐに来てくれました。ただここでも、遺体を包む布団や、棺について「いくらのものに・・・」という話から始まります。棺にもランクというか、料金別にあるんですよね。。。
そして一番安いものでも何万円もします。

そして、運搬するためのお金もかかります。輸送費用というか、移動費用というか・・これは葬儀屋さんごとに決まっているのかもしれないですが、距離や時間、深夜料金加算とか、結構あります。



gotoku

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「夜明けのブログ」管理者のgotokuです。
このブログは、私が実際に経験した事や思い出などの
記憶を記録として残しておきたいと思って始めました。

まあ、本当にいろんな事があって、真っ暗闇な一寸先は闇な日々でした( ;∀;)が、ようやく少しずつ暗闇から陽が差してきたかも?!な状態になってきて、、、そんな意味もあってブログタイトルにしました。

「明けない夜はない」これは本当にきっとそうなんだ、と思ってます!

実際にいろんなことが起きて、その時必死で調べたりしたことも今では良い思い出です(笑)
でも当時は大変でした。もし同じように困ってる人が居たら、ちょっとでも参考になればいいなと思います。
(意外と調べても出てこない事って多いんですよね・・・)

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