ちょっとオカルトな思い出話です。私は動物が大好きで特に犬猫、中でも犬には強い愛着があります。
これは生まれて初めて飼った犬の話です。
その雌犬は、私が小学校1年生の時に捨てられていたものを、可愛くて手放せず家に持ち帰ってきた捨て犬でした。
生後1ケ月くらいでしょうか。見た目は日本犬そのものでした。
初めて手に入れた小さな命、可愛くて珍しくて、学校に行きたくないくらいドはまりして、
毎日可愛がっていました。
生まれて初めて飼った犬なので、愛着もひとしお深かったんだと思います。
そして、年月は流れて、、立派に成長した我が家の愛犬は、小さい頃は日本犬そのものだったのが、シェパードにも似てる風貌に変わっていました。かっこいいでしょ?雌犬ですけどw
雌犬には見えないりりしくかっこいいワンコに成長した愛犬とは、私が小学校1年~2年まで一緒に過ごしました。
当時の友達も、子犬見たさによく遊びに来ていましたが
そのうち大きくなるとあまり寄り付かなくなり(笑)やがて子犬が産まれると、また集まってくるようになりました。
この辺のおもしろエピソードもありますが、それはまた長くなるので今度ということで。。。
この愛犬と過ごした日は短かったんですが、写真もあるはずなのに見たことがありませんでした。
10数年後、突如見つかった1枚の写真
さてこの私の生涯初の愛犬のことは、なぜか忘れられず常に思い出の中にありました。
でも、残念ながら写真がなく、記憶の中にある姿でしか確認できなかったんですが・・
ある時、私が10代後半の頃だったかと思います。
アルバムを見ていたら、見覚えのない写真が貼ってあることに気づきました。
犬の後ろ姿の写真です。
アルバムは何度も見たものなのに、その1枚だけ見逃していた???そんなはずないのに。。。
何故ここに、犬の写真が。。。。そう思って、ふと気づいたのがあの初めて飼った愛犬のことです。
後ろ姿でしたが、あの子でした。
こんなところにあった!!!うそ!!!前に見た時はなかったのに??
驚愕の1枚でしたが、信じられない事ですが、それは確かにあったんです。
物凄く嬉しく、喜び勇んで皆に言いまくりました。
よかった!!!誰が貼ったのかわからないけど、見つかった!あったんだ!!
1枚しかないけど、1枚でもあればいい。
懐かしくて涙が出るほど嬉しくて、何度も何度も見なおしました。
確かにここにあったはずなのに、写真がない
これは今でも本当に不思議なんですが、やっと愛犬の写真を見つけて喜んでいたのもつかの間。
みんなに見せようと、あのアルバムを用意して開いた時。どこにも愛犬の写真はありませんでした。
「あれっ!!ない!!!」
これには私が一番びっくりしました。
だって、あれだけ見続けて何度も見て存在を確認していた写真が、アルバムから消えちゃったんですから。
夢でも見てたんじゃないの?w 勘違いでしょ~!と友達には笑われ、話題は別に移っていきましたが。。
納得できないのは私です。
どう考えても合点がいきません。
親に聞いても知らないというし、アルバムは念のため他のアルバムも全部ひっくり返してみましたが
どこにもありません。
あの1枚は、どこにいってしまったんでしょうか・・・
以来、どこを探しても二度と見つからなかった写真。
あれはきっと、私があんまり愛犬の姿を見たい見たいと思い続けて
「せめて1枚でも写真残ってたらなあ」と切実に願っていたのを見て、あの世の愛犬がちょっとこっちに姿を見せてくれたのかもしれないですね。
もしかしたらまたいつか、ふっとアルバムを開いた時に、もう一度現れてくれるかもしれません。
それを期待して、気長に待つことにします(^^)