お彼岸って春と秋にあるって知ってた?
お墓参りはお盆。というのが意外と定番ではありますが。まあ皆さん、日ごろお墓参りしない人も、夏休みの帰省ラッシュの大混雑の日の象徴、お盆休みに乗じて帰省して、家族や親戚たちとお墓参りするってパターンが多いかなあと思います。
かくいう私は、渋滞と大混雑でどこにいっても激込みな夏休みは移動しないことにしていますので(笑)お盆にお墓参りに行くという習慣とは、縁遠くなっております。
じゃあいつ行くのか?と言われれば、他にもチャンスはあるんですよね。
家族そろってのお墓参りのチャンスと言えば、お盆意外には「お彼岸」ですね。
彼岸参りというやつです。
お彼岸は、3月の春という季節的にも気持ちよく綺麗な時期と、秋は9月にあります。
春のお彼岸、秋のお彼岸と言われているものですね。
私もお彼岸って、秋か春に一回こっきりだとばっかり思っていました。
お彼岸と言えばぼたもち、、、、とか、そんな怪しい知識くらいしかなかったんですよね(笑)
しかし!よーーく思い出してみると、、、、確かに祖母が、春と秋にお彼岸のお供えや、供養をしていたことがありました。
お彼岸にはこれをあげようね、とか。
お彼岸だから、、、という会話が、確かに春にも秋にも、されてたんですよね。
それが、3月の春彼岸と9月の秋彼岸、と言われるものでした。
うちの祖母はお彼岸の間(7日間)の、初日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」、
真ん中の日を「お中日(ちゅうにち)」と言っていました。
小さい頃は意味もわからず「そうなんだ」って覚えてましたけど、実はその日付もそれぞれ「春分の日」「秋分の日」を中日とした前後3日間、計7日間ずつが期間とされているものだったんです。
なるほど!そういう意味があったのかと(笑)
お供え物のおはぎとぼたもちも、実は同じもの?言い方が違うのはなぜ?
お彼岸の楽しみといえば「おはぎとぼたもち」
ですよね!
うちの祖母も手作りしてお供えしてました。そのおこぼれを私たちがいただくわけですが。
やっぱり手作り程美味しいものはありません。
懐かしいこのおはぎとぼたもちが、実はそれぞれ意味があると知った時は目から鱗状態でした。
そもそも見た目一緒のおはぎとぼたもちの違いってなんぞや?というと、これは漢字で書くとわかりますが牡丹餅と御萩。
春のお彼岸に食べるのを「牡丹餅(ぼたもち)」
秋のお彼岸に食べる方を「御萩(おはぎ)」
そう、それぞれの季節にちなんだ花たちの名前が付けられている食べ物だったんです。
で、どっちも同じに見えるこの二つの食べ物の何が違うのかというと、これがΣ(・□・;)
ぼた餅はこし餡で、おはぎはつぶ餡なんだそうです~!
言われてみれば、、、、、どっちが好きだとかなんとか、論争したような。。。
遠い記憶です(笑)
そういうわけで、お彼岸のお供え物にはこんな違いがあったんだとしみじみ感じつつ
今年も先日のお彼岸には、おはぎをぱくついていた私でした。
(コンビニでもスーパーでも手軽に手に入る今日この頃、とっても嬉しい♪)