沈黙の臓器、膵臓・・その嚢胞って一体なんじゃいなと思いませんか?私は初耳で、良いのか悪いのか安心してよいのかわからず、とにかく調べまくりました。だって医者がちゃんと説明してくれないから余計に不安てんこ盛り・・結果今も経過観察中なんですが。。いっぱい検査して調べて悩んだのよ!というお話です。
目次
それは前触れもなく健康診断のエコーで見つかった!
「膵臓の再検査が必要です。」と言われた日。。それは年に一度の健康診断の結果でした。
それまで受けていた健康診断の医院から、別な場所に切り替えた年で、たまたま腹部超音波(エコー)の性能が良くて、通常発見できないレベルの嚢胞が見つかったのです。
これは後々も医者に言われましたが、運が良かったというか、普通は見逃すレベルだったようで。。
検査医の腕が良いのか機械のスペックが高かったのか、どちらにしろ私にとってはラッキー?でしたね💦
ちなみに、膵臓以外の臓器にできる嚢胞はあまり気にしなくてよいレベルとのこと。でも、膵臓だけは注意と検査が必須だということで、私の検査生活が始まるのでした。
「要検査」にチェック。膵臓の精密検査を受けることに
健康診断は、企業で毎年受けることが義務付けられている一般健診でした。
おそらく内容は、本当に通常受ける一般的な検査のものですね。
身長体重視力聴力検査などから始まり、隔年でエコーやバリウム、眼底検査があるんですが、その年はたまたまその隔年に当たる、腹部超音波(エコー)が検査内容に含まれておりました。
実はこのエコーの検査中、検査担当医師が「ん??」「んっ?!」と、首をかしげて念入りにぐりぐりと機械を当てていたのです。
「(もしかして何か変なモノが・・・・?)」と、不安にかられてしまいました。
とりあえず一通り検査が終わった後、一応ちょこっとだけ内科の先生と会話する機会があるんですが(短いです。5分もない)聞きたい事も詳しくは聞けず、まあ早口でべらべらっと説明を受け、「まあ問題ないとは思うけど、膵臓だからね。とにかく再検査受けてね、調べないと何とも言えないから」と言われ、再検査が決まったのでした。
他にも気になるところはありましたが、とりあえず時間もないので結果は後日郵送かWEBで確認、、、、
(WEBで確認できるのはいいですね。)
がっつり数カ所「要検査。精密検査を必票とする」という文言がちらほらと。・・・・
膵臓といえば、「沈黙の臓器」とか言われているくらい、見つかった時には手遅れとか、相当悪いとか、悪い噂しか聞いたことが無かった私は焦りました。
心配しても仕方ないので、片っ端からまずは調べまくり、まずは「膵臓」「嚢胞」で出るわ出るわあやしい情報が。。。。
次に病院探しに集中しました。
出会う人ごとに、消化器内科の特に膵臓に詳しい名医が居る医者!病院!を聞きまくり・・医者の事は医者に聞くべしとばかりに、他の診療科の医者に行った時に事情を話して聞いてみたりしました。
そして、見つけたのが今定期検査を受けている大学病院です。(この病院については別記事で書きます)
そういうわけで、病院が見つかり、予約をし、健康診断を受けた医療機関から紹介状が届くのを待って、初診に臨みました。
膵臓の検査。初めてで怖すぎる。胃カメラとか飲みたくないが・・
いよいよ検査が始まりました。
レントゲン、エコー、CT、造影CT、MRIを一通り受けた結果不明。とうとう「超音波内視鏡」というものに辿り着きました。
嚢胞って何?かというと、通常は水や液体のたまる袋状の胞、腫瘍とは違う。。。もの。
その液体がどんなものかが心配なところだというので、、まずはそれをはっきりさせないといけません。
嚢胞は、臓器各種例えば肺とかにも良くできるものだそうですが、ほとんどは無害。ただ、膵臓に出来た嚢胞だけは注意が必要なのだそうで、ちゃんと調べないと危険です。
私の場合は膵尾部に1㎝ほどの嚢胞。中身は不明で、その液体の中に何か不明の物体?があるらしく、これが悪いものであるかどうかを調べようということになりました。
造影CTって初めてでした
造影CTという名前は初めて聞きました、「CTとは違うのか?」と思って調べたんですが、CTはCTでも、検査用の液体を体内に点滴で注入しながら撮影することで、もっとはっきりとした結果が得られる検査方法のようです。
当日、撮影直前に点滴を装着し、「今から液体を流しますので、体の中が熱くなります」と言われ注入したとたん、体内をカーっと熱くなる液体が流れたことがわかりました。全身を巡るんです。けっこう熱くて、驚きました💦
超音波内視鏡がすごすぎる。二度と無理だと思った理由
二度と受けたくないと思った検査ランキング第一位が、「超音波内視鏡」です。
胃カメラの先に、超音波機械が付いてるもので、通常の内視鏡より太くて硬いらしいです。
膵臓の嚢胞にはいくつか種類があって、悪性かどうか、癌化するかしないかは、経過観察中に判断されたり急に悪化することもあるようで、定期検査というのは本当になめたらあかん検査なんですね。
もし万一悪化したら、、、外科手術が必要になるんです。。その判断に必要な検査が、超音波内視鏡とMRIなんですよね。